妄想ドラマ背徳21

あーあちぃなぁー

だるーい。

口にクラスのみんなが

吐くように暑いという。

1学期がもうすぐ終わり

楽しみにしている夏休みはもう目の前。

昨日は先生に送ってもらって

日付を跨いで帰ったこと、

母さんには父さんに内緒にしてと

頼んだっけ。

ギョンス今日一緒に帰らない?

元カノだ。

ごめん俺今日から寄るところがあって

そうだお兄さんあ、いや、何もない。

一緒に帰れなくてごめん。

そっかと、少し残念そうに言う彼女は

またねと帰って行った。

よし!行こう!

僕は制服のまま花屋に行った。

今日からここでバイトをさせてもらう

ギョンスです。よろしくお願いします。

夏休みを使って僕はバイトをすることにした。

バイト代が入ったら、

先生に何かプレゼントしたくて。

ギョンスくん、明日終業式で、

明後日からは?

店長が僕に話かける。

はい!明後日からは朝から来れます。

うん、じゃあ今日は店の中を見学して、

帰っていいよ

僕は働く様子を見学させてもらった。

お疲れ様、よかったら好きな花

包んであげようか?

いいんですか?

贈りたい人がいるならね

います!

僕は綺麗なオレンジの花を選んだ。

どうしてオレンジなの?

一度その人に、

赤い花束を贈ったことがあって。

その人は僕の中で赤く燃えたり

オレンジに輝いたり

太陽のような人だから。

あはは。

僕は恥ずかしくなって下を向いた。

花束今日渡すの?

いえ、明日学校に持っていきます。

なら明日の朝取りにおいで。

花束作っててあげるから。

ありがとうございます!!!

僕は家まで笑顔を隠せずに走った。

先生明日喜んでくれるかな

おーい、そこのニタニタしてる少年。

目の前に現れたのは

ジョンデ先輩だ。

浮かれた顔だな。

あの女がそんないいんだ。

僕は先生のこと本気です

へー。別にもうおまえらを

監視するつもりはないけどさ、

難しいと思うよ?

僕の想う人が僕を想ってくれてることに

簡単も難しいもありません。

失礼します。

僕はその夜考えた。

先生

僕と先生は

難しいとかそんなの

考えることって大切ですか

僕が子供だから

分からないのかな

大人になったら

僕も人にその恋は難しいんじゃないなんて

助言したりするのかな

でも今は花を抱える先生の笑顔しか

浮かんでこないんだ

続。

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